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サイバー攻撃対策、スマートフォン安全強化(日経新聞)の写し [IT関連]

不正ソフト防止、40社連携 グーグルも協力

 NTTドコモやKDDI、セキュリティーソフトの米シマンテックなど内外の通信・IT(情報技術)大手約40社が、スマートフォン(高機能携帯電話)の安全対策で連携する。10月までに不正ソフトの防御法などをまとめる。2011年のスマートフォンの世界出荷は4億2000万台でパソコンを超える見通しだが、パソコンに比べ安全対策は遅れている。スマートフォンを介して企業の基幹システムがサイバー攻撃を受ける危険もあり、防御網の構築が課題になっている。
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 25日に「日本スマートフォンセキュリティフォーラム」を設立。パソコン向けセキュリティーソフトを手掛ける米シマンテック、トレンドマイクロ、通信機器の米シスコシステムズなど内外の40社以上が参加する。

 スマートフォン向け基本ソフト(OS)の「アンドロイド」を開発した米グーグルも協力し、米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」を販売するソフトバンクグループも参加する見通し。

 企業が安全にスマートフォンを利用するための方策を10月までにまとめる。OSの弱点を見つけてグーグルに改善を要請したり、弱点の情報をデータベース化して企業に提供したりすることも検討。端末を紛失した場合に情報の流出を防ぐ端末認証の技術も開発する。

 米国ではグーグルなどがアンドロイドの改良に取り組んでおり、セキュリティーソフト会社もより効果的な専用ソフトの開発を急いでいる。今夏には日本でも複数製品が販売される見通し。日本はフォーラム設立で安全性向上に貢献するとともに、海外の最新技術を利用者に普及させる。

 スマートフォンはパソコン並みの情報処理能力を持ち、インターネットを介して好みのアプリケーションソフトを取り込める。国内では11年度の出荷が2000万台を超え携帯電話の半数以上を占めるとされる。

 パソコンでは市販のセキュリティーソフトが普及し、情報システム部門などがLANを通じて社内の端末のコンピューターウイルス感染を常時監視している企業も多い。

 スマートフォンではこうした対策がほとんど採られておらず、手軽な配信の仕組みが不正ソフトの侵入経路に悪用され、個人情報の流出や、サーバー側を含めたシステム障害につながる懸念が強まっている。パソコンのように大量のデータを蓄積できるため、業務用に利用した場合、情報流出のリスクもある。

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 スマートフォンはすでにサイバー攻撃の標的だ。昨年末から今春にかけ、アンドロイド端末に入り込み外部から操作したり、情報を盗み出したりする複数の不正ソフトが中国を中心に広がっている。英語版や日本語版も出回り、世界的にまん延する危険がある。

 不正ソフトは普通のアプリケーションを装ったゲームなどに組み込まれており、「パソコンほど苦労せず端末に侵入できる」(シマンテック)という。専門家の間ではパソコンに代わるネットの入り口になりつつあるスマートフォンの安全対策の遅れを懸念する声が高まっている


 FacebookやTwitterで、ゲームとかあるけけど、もともと、私は、興味がないので、助かっているのかな?早急なセキュリティの対応策が必要ですね。


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