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ガソリン生産、週内回復 販売制限・宅配…じわり改善(日経Web版)の写し [東日本大震災]


被災地、道路復旧遅れ品不足続く

2011/3/23 13:07の記事です。

東日本大震災後に生産が滞っていた石油製品の需給が急速に改善している。ガソリンや軽油などの生産は週内にも国内需要を満たす水準まで回復。これに伴い物流・配送も改善し首都圏ではイトーヨーカ堂やイオンなどがネットで注文を受けた商品を自宅に届けるネットスーパー業を再開するほか、ガソリンスタンドの販売制限も緩和しつつある。ただ被災地では小売店舗の復旧が進む一方、品不足は続き、正常化には時間がかかりそうだ。

 

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 ガソリン・軽油など石油製品の生産水準が現状で震災直前の9割弱まで回復してきた。操業を停止した6製油所のうち、21日までにJX日鉱日石エネルギーの根岸製油所(横浜市)など3製油所が再開。JXエネルギーの水島(岡山県倉敷市)、コスモ石油の四日市(三重県四日市市)両製油所などでは能力増強も相次ぎ、全体の石油精製能力は日量約350万バレルになっている。

 石油連盟によると石油製品の内需は日量330万バレルで、「今週中におおむね国内需要は確保できる」(天坊昭彦会長)としている。

 燃料の需給改善により物流機能も回復し、首都圏では品薄が改善に向かっている。イトーヨーカ堂は今週半ばから首都圏の約90店でネットスーパーを再開する。注文受付時間や配送回数は通常より減らし、取扱商品も絞り込む見通し。イオンも3月中に首都圏の約50店でネットスーパーを順次再開。23日にまずイオン南砂店(東京・江東)で受注を始める。

 外食ではすかいらーくが電話やネットで注文を受け、商品を店舗から届けるサービスを23日以降順次再開する。地震で営業休止中の店舗を除く約350店が対象。

 通常の店頭でも品薄状況が徐々に解消されつつある。食品スーパーのサミットでは「カップ麺や納豆は品薄の状態が続いているが、牛乳やパンなどは供給が安定してきた」(同社)。消費者の買いだめの動きも落ち着いてきているとみている。このため首都圏の約100店で閉店時間を繰り上げていたが、26日から一部店舗で通常営業に切り替え始める

 首都圏への「送品需要」で品切れだった関西のスーパーや百貨店ではコメや飲料水も店頭に並び始めた。

 被災地でも物資不足の解消に向けた動きは広がりつつある。コンビニエンスストアは23日午前の時点で、セブン―イレブン・ジャパンが東北・関東地方で営業休止していた約600店のうち約510店の営業が可能になった。ローソンも約390店のうち約300店が営業可能になった。

 宅配便業界では最大手のヤマト運輸が23日から青森県、秋田県、山形県の3県全域で配達員による集配を再開。すでに3県全域での集配を再開した佐川急便と足並みをそろえた。またヤマトと佐川は被災地域で届け先の自宅ではなく、営業店で荷物を受け渡すサービスをして物流網を確保している。

 ただ被災地では道路が寸断されるなどインフラの復旧は遅れており、品不足の改善にはなお時間がかかる。


自衛隊等による活動は、続いているのですが・・・・。まだまだ、追いつかない・・・。規模!

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