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プルトニウム、人体への影響や拡散の恐れは? (日経Web)の写し [東日本大震災]

2011/3/29 15:11 の記事です。

福島第1原子力発電所の敷地内の土壌でプルトニウムが検出された。人への影響はどうなのか。拡散の恐れはないのかまとめた。

  プルトニウムとは。

  冥王星(プルート)にちなんで名付けられた重金属。天然のウラン鉱石中にも微量に含まれるが、ほとんどは原子力発電や核爆発で生じる。人工元素と呼ばれることが多い。原子番号は94。陽子と中性子を合わせた質量数は228~247まで20種類の同位体がある。

  何に使われているのか。

  長崎に投下された原子爆弾に使われた。ウラン燃料と混ぜたウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を使うプルサーマル発電にも使われている。原子力発電の使用済みウラン燃料中には主に質量数238~242の5種類のプルトニウムが含まれる。含有量はプルトニウム239、240、241の順に多い。

 Q 人体にどんな影響があるのか。

  プルトニウムは、アルファ線やベータ線といった放射線を出す。アルファ線は透過力が弱く、皮膚に触れても皮膚の中には入っていかない。プルトニウムが口に入っても消化管からはほとんど吸収されない。ただ、動物実験では一定量のプルトニウムが肺から吸い込まれた場合、肺がんなどになったという報告がある。放射性障害のほか化学物質としての毒性があり、腎臓障害などを引き起こすと考えられている。

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  万が一、大量のプルトニウムを吸い込んだときの対策は。

  キレート剤という薬を注射して体外にプルトニウムを排せつさせて治療する。

  プルトニウムは空気中を飛んで広がるのか。

  重い元素なので原子炉が大爆発しない限り、遠くまで飛ぶ恐れはない。ただ、水には溶けるので土壌中から地下水に溶け込む。


そろそろというか、収束するのかな?って心配な気持ちにもなってきますね。


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