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自衛隊・米軍、協力進む(日経朝刊)の写し [東日本大震災]

2011年3月11日朝刊総合政治の記事です。

がれき除去・物資輸送・原発… 同盟強化に期待も

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 東日本大震災の発生から2週間がたち、自衛隊と米軍の協力関係が一段と進んでいる。米軍は八戸港などに海中のがれきを取り除く艦船を派遣。福島第1原子力発電所の事故では原子炉に真水を入れる自衛隊との共同作業が進行中だ。災害・原子力事故での協力は、約1カ月後の日米安全保障協議委員会(2プラス2)での同盟深化を巡る協議にも反映される見込みだ。

 自衛隊の折木良一統合幕僚長は26日、「トモダチ作戦」の司令官、ウォルシュ海軍大将と防衛省で震災や原発事故への対応について協議した。ウォルシュ氏は会談後、記者団に「米軍には原発に詳しい人材がたくさんいる。役に立つ経験やアイデアは何でも自衛隊と共有する」と語った。

 米軍は25日には潜水や海中の危険物引き揚げに精通した部隊が乗る救難艦「セーフガード」を八戸港に派遣。がれきの除去にあたった。揚陸艦「トーテュガ」も海上自衛隊と連携して八戸、宮古、釜石などの港を整備する。港湾を安全に利用できれば、被災地へも効率的に物資を送れる。

 原発事故では冷却効果の高い真水を原子炉に注入するための日米共同作戦が進行中だ。米軍横須賀基地に所属する「はしけ船」2隻に約2200トンの水を積み、海上自衛隊の艦船が原発近くの港へ輸送している。週明けにも原発のタンクに真水を補給できる見通しだ。

 米軍は「はしけ船」から水をくみ上げるポンプ機もオーストラリアから購入し、自衛隊に貸す。原子力専門家450人の派遣も提案、日本政府は受け入れを検討中だ。

 自衛隊と米軍は仙台駐屯地に設けた日米共同調整所や米軍横田基地に双方の将校を配置し、具体的な活動の擦り合わせをしている。在日米大使館によると東日本大震災と原発事故への対応を支援する米軍は25日時点で1万8000人超。沖縄県の米軍普天間基地に所属する部隊も含まれており、毛布や食糧などの物資輸送をしている。

 日米両政府は4月末からの大型連休に外務・防衛担当閣僚による日米安保協議委員会を開く予定。焦点の普天間基地移設問題を巡っては両政府内から「復旧・復興への協力が、結果として在日米軍への理解につながってくれれば」との期待もある。「共通戦略目標」には、災害や原子力事故への対応を新たに盛り込む方向で調整している。


おそらくNHK等で、これらの活動記録について、放送する日があるででしょう。既に、これだけの活動を自衛隊と共同で行っているという事実があります。今回の件で。普天間の件ということが念頭にあるのは、間違いないですが、日本だけでは、どうしようも解決できないことも事実だと思います。それとこれとは、別問題ではありますが、ありがたいことです。


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